少子化の原因と問題・対策
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-少子化は加速傾向-

日本だけではなく、主に先進国において少子化傾向は強まりをみせていま
す。ここで皆さんに、特に男性の方々に心して聴いて頂きたいことは、少子化
というのは、ただ女性が子供を産まなくなってきていることだなどと、悠長に、
また女性だけの問題のように考えていてはいけないということです。
これは家族問題であり、社会問題であり、我々の未来の問題なのです。
未来の問題と言ったのは、ただ単に少子化傾向によって将来の人口数が先細りに
なっていくとか、労働人口と高齢者人口のバランスが崩れるなどという数字や
経済の問題だけではありません。

女性が子供を産まなくなってきているということは、子供を産む、産みたいとい
う女性の意志と希望が減少傾向にあるということです。
では、何故そんなことになってきているのでしょうか。

-現行の少子化対策は無力-

少子化対策について考えてみますと、
一般に女性が働くということでは、働く女性の数(人口)も時間(年数)も増加傾
向にあります。そこで、少子化対策として
女性が働きながら子育てをし易くなるように経済的な援助と、
時間の融通などの労働環境の配慮を国と企業が進めています。
そうすれば、女性の選択肢が広がり、社会進出と子育ての両立が可能となり、
少子化傾向に歯止めがかかるという考えです。
この少子化対策ですが、
女性の社会進出の促進と、子育ての環境整備については、私は何ら異論はあ
りません。大変素晴らしいことで、日本の永い歴史の中では画期的な流れだと
思います。
しかし、それが少子化傾向の歯止めとなるかどうかは、甚だ疑問に思います。

それは、そうした経済的な負担の軽減や、働きやすい環境作りという少子化対策を
率先して行なってきたヨーロッパ諸国で、依然として少子化傾向が続いており、
少子化対策の満足な成果が得られていないことでも、証明されています。
それは、少子化傾向の真の原因を、政府が見誤っているからに他なりません。
現行の少子化対策のように、経済的な負担を減らしても、
育児と労働の時間の両立がきくようになっても、
少子化傾向は減少をみせないでしょう。

-少子化の真相-

これまでの少子化対策が功を奏さない。
経済的な要因でも時間的な要因でもないとすると、一体何が原因なのでしょう
か。
本来、子を生み育てるという行為は、そこに大きな悦びがあり、命の尊さを知り、
人を愛するという行為そのものです。時間やお金の制約ぐらいで放棄するような
代物ではありません。そこに悦びや生きがい、純粋な愛情を見出せないと判断
するからこそ、女性は子を生まなくなるのです。つまり、子を生んで育てることに、
悦びを感じず、苦しみや不安のほうが大きくなっているのです。
昔にくらべて、私たち大人は子どもを愛せなくなってきているのです。

人は何かを選択する時に、期待と不安、悦びと苦痛をはかりにかけ、期待や悦び
の方が大きいと判断すれば、その行動を選択するものです。
しかし、期待や悦びよりも、不安と苦痛のほうが先に立てば、わざわざそれをしよう
とは思いません。子育てや家族とのひと時に、安らぎや生きる悦びを感じることが、
現代の私たちには絵空事になりつつあるのです。これは、大変深刻な問題です。
そして、子育ての悦びは、本来母親だけのものではなく、夫婦が共に感じる悦びの
はずです。そのことすら絵空事だというのなら、それは父親となり夫となる男性の
問題でもあるのです。冒頭で女性だけの問題ではないと書いたのは、このためで
す。

さらに、自分が幼い頃、自分の家庭での実体験が悦びに満たされていなければ、
子育てという大変な事業をわざわざ選択はしないでしょう。
それどころか、自分の子供の頃の家庭に安らぎより緊張、安心より不安、暖かさよ
り冷たさが占めてしまえば、家庭というのはそういうものだと思いがちです。
それでは、子の親となろうとは、ますます思わなくなります。家族を創ろうとは思い
ません。

パチンコやゴルフや飲み屋よりも、父親としての悦びが大きいと思えなければ、少
子化傾向は改善しません。
エステやメイクよりも母親としての悦びに、よりお金と時間を使おうと思えなけれ
ば、少子化は減少しません。
エステやメイクが悪いとは言いません。女性の美しさ、美への追求は大切です。
しかし、子育ての悦びを日々実感しているお母さんなら、このことの意味がご理解
頂けると思います。言葉にするならば、
「エステやファッションも楽しい。でも、この子と居るのはもっと楽しい。」
というところでしょう。

このような真実にスポットを当てなければ、
これまでの少子化対策も、効果を発揮しないでしょう。
今の路線のまま、少子化対策を一層充実させてみても、
少子化傾向に歯止めをかけることは、難しいでしょう。

少子化を生む原因となった事柄については、このホームページのいたるところに
散りばめてありますので、ぜひ、ご一読ください。


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【執筆者プロフィール】
鈴木雅幸:ハッピーライフ実践会 代表/ 心理カウンセラー
 
若い頃から様々な自己啓発書、心理学、カウンセリング書、ビジネス書、メンタルな書物を
読み続け、2001年11月、しあわせ研究室「こころの森」を立ち上げ、数多くのレポートを
アップし、同時にメール相談も開始し、サイト訪問者から高い評価を得る。
その後、さらに本格的にカウンセリング活動を続け、2004年7月には、ハッピーライフ実践会
を立ち上げ、代表となる。
実践会の会員は、2005年3月現在、680名を超え、他に例のないインターネット通信講座
やe-bookセミナーを企画・販売している。
現在もカウンセリング通信教育を中心に、精力的な活動を行っている。
1967年生まれ、二児の父親でもある。

http://www.counselinglife.com

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