今回は、少々私のことを振り返ってみたいと思います。
まあ、そんな大袈裟なものじゃあないですが・・・

私は子供の頃、非常に感受性の強い子供でした。
いつも何か考え事をしていたり、悩んでいたり、
自分自身に満足をするということがない子供でした。
物事に満足感の持てない子供でした。

要するに、
大人から見れば、「変な子」だったんです。
わかり難い、気難しい子供です。

幼い頃から、
私は、自分のことを褒められるという経験がほとんどありませんでした。
褒められたという記憶が、どうしても思い出せません。
自分の気持ちを心の底から「わかってもらえた」という記憶もありません。

唯一、
小学校の時、先生に認められて、褒められたという経験はあります。
私の通っていた小学校は、普通の学校とカリキュラムが違っていました。
私立の学校だったのですが、
入学試験の時、私は、最初から最後までただおし黙っている子供でした。

試験方法がユニークなものでした。
教室に子供たちを入れ、上級生(おそらく六年生)と一緒に
大きな声で歌を歌ったり、お遊戯の時間を過ごすというものでした。
皆、前の方に座り、元気に大きな声で歌を歌って楽しそうにしている中、
私はたった一人で教室の後ろの方で、固まっていました。
緊張して緊張して、石のように固まっていました。
おそらくそのまま、石の上にも三年居れたと思います。(笑)

しかしながら、
そんな私が合格をしたのです?

今、考えてみれば、
そんな子供だったから、合格したのだと思います。
面白い学校でしたね。

小学校の授業は独特でした。
ディスカッションの時間や、自分の意見を述べる時間がたくさんありました。

例えば、理科の授業。
普通だったら、最初に答えがあって、その答えを実証するために
実験室で実験をし、答えの通りになるまで実験をする。
そんな風だと思うのですが、
私の小学校では、最初、答えを教えてくれないのです。
そして、三択ないし四択の中からそれぞれが自分の正しいと思うものを
選んで、その自分の選んだ答えが如何に正しいかを
お互いにディスカッションするという授業です。
当然、結論が出るまで時間はかかりますし、
最後まで結論が出ないこともあり、その時初めて
先生が答えを示し、解説をします。
議論中は、先生は、手を挙げた子供を指すくらいで、
黙って子供たちの議論を聞いています。

私はこの授業が大好きでした。
今の私に多大な影響を与えていると思います。

感受性の鋭い私は、かろうじてこの授業で自分を表現できていたのだと
思います。
普通の授業カリキュラムであったら、
私はどうなっていたか・・・・・・・

私には、心の基地というものがありません。
自分を受け入れてもらったという記憶、
心の深いところでの触れ合い、
そういった拠りどころが、幼い頃からありませんでした。

そんな土台がないまま、大人になり、結婚をし、家族を持ち、
本来創ってもらうべき精神的土台を自分自身で繕ってきました。
家を建てる時、先ず基礎工事でコンクリの土台を築き、
それから骨組みを築いていくものですが、
私の場合、家が出来上がった状態で、グラグラの家を支えながら、
後から土台をつぎはぎで作っていくというプロセスでした。
この「こころの森」のコラムも、
そうしたプロセスから出てきた私の作業工程のようなものです。
なかなか、難しい工事だったかも知れません。

では、
そんな状態で自分を、そして家族を支えていけるのだろうか。

不思議なことなのですが、
私は自分の家族に育て直してもらったような気がしています。
未熟な人間が家族を持つ。
このリスクを背負いながらも、
私は自分の家族にこのリスクを消してもらってきました。

自分が変わること。
全てを自分に問うてみること。

他人のせいにしている間は、自分は変われません。
「逃げる」というのは、他人のせいにすることです。
「逃げない」というのは、
自分の中に、答えを求め続けることです。

私はこの十数年間、自分の中に答えを求め続けてきました。
そのプロセスが生み出したものの一つが、
この、しあわせ研究室「こころの森」です。

自分の心の飢餓感を親のせいにしていいのは、二十歳までです。
二十歳を過ぎたら、親に頼らず(親のせいにせず)自分に問いかけていくことです。
自分自身のことを、冷静に、できるだけ客観的に分析するのです。
そういう努力のために、人の力を借りることは良いことです。
ドンドン人を頼っていきましょう。

ここで断っておきますが、
自分の中に答えを求めるのと、自分を責めるのとは
全く別のことです。
自分を責めるというのは、結局は人のせいにしているからです。
自分を責めることで、人に頼っていては、誰も導いてはくれません。

厳密にいえば、
「悩む」のと「考える」のも違います。
人間は、この考えるという努力を、随分と早い段階で諦めてしまいがちです。
もっと考える、もっと粘る、もっと踏みとどまってみる。
これが、自分自身に問いかけるというプロセスです。

私のような、不器用で頭の回転の鈍い人間でも、
これくらいはわかるようになりました。
ですから、
皆さんにも、もっともっとできます。
私の文章を読んで頂ければわかると思いますが、
これは頭の良い人の書く文章ではないですよね。
不器用で、筆不精の書く文章です。
こんな私のメッセージを、多くの方々が読んでくださる。
このことは、本当に嬉しく、そして、感謝してもしきれないことだと思っています。


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              生きることの意味・人生講座-5

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【執筆者プロフィール】
鈴木雅幸:ハッピーライフ実践会 代表/ 心理カウンセラー
 
若い頃から様々な自己啓発書、心理学、カウンセリング書、ビジネス書、メンタルな書物を
読み続け、2001年11月、しあわせ研究室「こころの森」を立ち上げ、数多くのレポートを
アップし、同時にメール相談も開始し、サイト訪問者から高い評価を得る。
その後、さらに本格的にカウンセリング活動を続け、2004年7月には、ハッピーライフ実践会
を立ち上げ、代表となる。
実践会の会員は、2006年1月現在、1000名を超え、他に例のないインターネット通信講座
やe-bookセミナーを企画・販売している。
現在もカウンセリング通信教育を中心に、精力的な活動を行っている。
1967年生まれ、二児の父親でもある。

http://www.counselinglife.com

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