機能不全家族とは


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機能不全家族とかアダルトチルドレンという言葉を聞いたことがありますか?
機能不全家族とは文字通り、家族として機能していない家族のことです。
つまり、子供が心理的に育っていくための機能を果たせない状態の家族の
ことです。

では、子供が精神的に情緒豊かに育っていくためには、どのような事が
必要となるのでしょうか。
様々な要素が考えられるのですが、先ず大前提となるものがあります。
それは、夫婦関係です。

ラジオの人生相談などで、離婚を考えているという人が相談をしている
のを聞きますが、彼ら(彼女たち)がしばらくは離婚せずにいようと思う
とか、もうちょっと我慢してみるという時にあげるその理由は、決まって
こうです。
「子供が成人してから、私たちの手元をはなれてから離婚は考えま
す。それまでは、親としての責任がありますから。」
こうした発想は、一見自分勝手に離婚する夫婦に比べれば、責任を果
たそうという姿勢があるように思えます。自分たちの欲求を我慢し、子
供たちのことを考えている。そうかも知れません。

しかし、こういうことをいう人は、経済的な責任を果たせば、子供は育っ
ていくとしか思っていないのではないでしょうか?
あるいは、世間体を気にして、表面上は波風立たぬようにしておこう
という意識があるかも知れません。
こういう発想には、目に見えない人間の気持ちというものへの関心が
全く感じられません。

子供にとって、最も劣悪な環境の一つは、家庭内別居に見られるよう
な、夫婦間(両親の間)に心の交流が全くない冷め切った状態です。
逆に言えば、親としての責任を果たすというのは、夫婦仲良くすること
です。夫婦仲が良い家庭の子供は、それだけで情緒が安定しており、
精神的な成長を保証されているといっても過言ではありません。

両親の間が、愛と信頼でつながっていなければ、子供はどこで愛する
ことや信頼することの素晴らしさを学ぶことができるでしょうか。
人を信じること、人を愛すること、これが自我の確立の原点です。
また、夫婦の間でお互いを励まし合い、お互いの足りないところをカ
バーしたり、お互いの良い所を認め合う。このことから人間関係や人
との付き合い方を知るのです。

子供はまた、社会に出て自立していくためには、親に甘えたり反抗し
たりを繰り返しながら、強さや優しさを身につけていくのです。
両親の仲が悪ければ、安心して思い切り甘えたり反抗したりできませ
ん。それどころか、自我が確立するはずのこの大事な時期に、両親
の顔色やご機嫌をいつも伺ったり、時には両親のカウンセラーになっ
たり、両親の過剰な期待に応え続けることにより、何とか家族の崩壊
を防ごうとします。

こんな状態で子供が自己実現を果たしたり、人を愛して幸せを得るよ
うな人生を歩めるでしょうか。

日本の家族・夫婦は、表面上(目に見える範囲)では大人しく、問題が
無いか、もしくは幸せそうな家族にすら見せている場合が多いのです。
しかし、夫婦が心の深いところでしっかりとつながっていなければ、子
供はやがて、反旗を翻して「問題行動」という手段で無意識の抗議に
でます。
人間というのは、お母さんのお腹の仲にいる期間が、数ある動物の中
では非常に短いため、育児という期間が大変デリケートで重要な意味
をもちます。
また、他の動物よりも理性が発達しているため、心の成長が難しいの
です。
現代の文明社会では、人間の根源的な欲求を我慢して今日の文化
を作り上げてきました。しかし、我慢を強いられてきた私たちは、自分
が何をやりたいのか、誰を好きなのかといった感情すらわからなくなっ
てきています。経済的な発展を遂げるために、随分多くのものを犠牲
にしてきました。今日の社会で起きている「心の問題」は、そのツケが
まわって来ているといえるでしょう。

夫婦がもう一度、自分の本当の気持ちを模索しながら向き合うこと。
このことに大きな意味と価値を感じることが大切です。
そして、スタートは、まず父親(夫)です
父親が我が子にできること、それは先ず、その子の母親を愛すること
です。この事無くして、家族の幸せも、子供の成長もいずれは行き詰ま
ってしまうでしょう。
父親から母親に愛が流れなければ、母親は我が子を大きな愛をもっ
て育てることはできません。
父親の育児で最初に考えなければならないことは、妻を愛することで
す。これこそが、人間の愛の原点です。
家族の愛の発信源は、父親なのです。



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【執筆者プロフィール】
鈴木雅幸:ハッピーライフ実践会 代表/ 心理カウンセラー
 
若い頃から様々な自己啓発書、心理学、カウンセリング書、ビジネス書、メンタルな書物を
読み続け、2001年11月、しあわせ研究室「こころの森」を立ち上げ、数多くのレポートを
アップし、同時にメール相談も開始し、サイト訪問者から高い評価を得る。
その後、さらに本格的にカウンセリング活動を続け、2004年7月には、ハッピーライフ実践会
を立ち上げ、代表となる。
実践会の会員は、2005年3月現在、680名を超え、他に例のないインターネット通信講座
やe-bookセミナーを企画・販売している。
現在もカウンセリング通信教育を中心に、精力的な活動を行っている。
1967年生まれ、二児の父親でもある。

http://www.counselinglife.com

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